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「交通シミュレーション特論」講義に関する情報一覧

講義の概要,マテリアルへのリンクなど

目次

この講義に関する「公式情報」

より私的な講義の概要説明

  • 大学院講義です。シミュレーションによる交通システムの評価手法を体得してもらうことを目指しています。
  • 昨年度までは「プログラムを作る」を目標にしていたのですが,ウィンドウズの普及でプログラミングということが身近でなくなったおかげか(??)あまりに単位修得にいたる者の割合が少ないので,今年度は大幅に形式を変更し,プログラムを「作る」よりは「使う」ほうを主な目標にしました。体得してもらう,という部分は変更なしのつもりです。
  • ただし,「作る」ほうも,将来何らかの形で関わる方は多いと思われますので,そのようなときに役立つさまざまな知識は講義で提供することにしました。

マテリアルへのリンク

講義第6回 (2009. 10. 16)

  • ソースコード等一式 xmlreader1.tar.gz
    • デモに使用したプログラムです。
    • ソースコード等一式を開くと,ひとつのディレクトリができ,そこにいくつかのファイルが存在しているはずです。
    • まず,このプログラムをコンパイルする場合には PCRE (Perl Compatible Regular Expression) ライブラリが前もってインストールされて,使える状態になっていることが必要です。ライブラリはここからダウンロードできます。最新版のソース(pcre-7.9.tar.gz とか pcre-7.9.tar.bz2 とか) をとってきて,展開すると,ひとつのディレクトリができ,そこに関係するファイル一式ができます。MSYS のコンソールにおいて,そのディレクトリに移動し,インストールのやり方を書いた文書に従ってコンパイル・インストールしてください。お勧めは,最初に実行する configure スクリプトに次のようなオプションをつけることです:
          ./configure --prefix=/mingw
      こうすることには議論の余地があるでしょうが,後が楽です。xmlreader 1 に付属する Makefile はこの設定を前提にしています。
      ただし,この configure がうまくいくためには,MSYS の /etc/fstab に次のような行があることが必要です:
          c:/MinGW /mingw
    • MSYS のコンソールにおいて,そのディレクトリに移動し,make というコマンドを実行してください。コンパイルが行われ,testTalkingAnimal.exe を生成できます。
    • これを実行するとデモが行えます。コマンド行引数として talking-animal-without-tiger.xml を指定してください。どのファイルも変更しない状態では,ほかの .xml ファイルは読めません。これは,Test_TalkingTiger オブジェクトに関するコードが含まれていないからです。
    • そこで,Makefile を変更し,HDRS の項目に Test_TalkingTiger.h を,SRCS の項目に Test_TalkingTiger_Creator.cpp を,それぞれ加えて,コンパイルしなおしてください。こうしてできた testTalkingTiger.exe であれば,残るふたつの .xml も読むことができます。

講義第5回 (2009. 10. 9)

  • PDF解説文書 tut-05.pdf (2008. 6. 27付!) / ソースコード等一式 tutorial-reflist2.tar.gz
    • デモに使用したプログラムです。なお,ソースコード等一式,のうち Expandable.hh は,新しいバージョンに入れ換え,ファイル名も Expandable.h としてあります。
    • ソースコード等一式を開くと,ひとつのディレクトリができ,そこにいくつかのファイルが存在しているはずです。MSYS のコンソールにおいて,そのディレクトリに移動し,make というコマンドを用いることで,reflist2.exe を生成できます。これを実行すると,ディレクトリ内にある references-list.xml を読み,何か表示を返してくるはずです。
  • PDF文書 tut-04 (解説文書,2008. 6. 6 付!) / C++ソース reflist1.cpp / Makefileソース Makefile-reflist1
    • これらについては,第6回でも解説を行う予定です。
    • reflist1.cpp のコンパイルは以下のように。まず,MinGW / MSYS がインストールされているパソコンで,TinyXML ライブラリのなかからファイル(tinyxml.h, tinyxml.cpp, tinyxmlerror.cpp, tinyxmlparser.cpp) を取り出し,reflist1.cpp, Makefile-reflist1 と同じディレクトリに置きます。次いで,tinyxml.h について,解説文書の5ページ,2.4 にあるとおり編集を行います。それがすんだら,MSYS プロンプトを立ち上げ,これらのファイルがあるディレクトリまで移動し,make -f Makefile-reflist1 というコマンドを実行すれば,reflist1.exe というファイルが生成されます。これを,同じくMSYSプロンプトで実行してみてください。

 

講義第4回 (2009. 10. 2)

  • PDF文書 04.pdf (プログラムソースを印刷したもの) / C++ ヘッダ RS_FHeap.h / C++ヘッダ RS_Dijkstra.h / C++ソース RS_FHeap_test3.cpp
    • PDF ファイルが,当日印刷して配布したものです。しかし,不達ノードがある場合に対応していないこととか,ブランチが双方向のものにしか対応していないことなどの問題点がある(Dijkstra's algorithm ではグラフは「有向グラフ」。有向グラフでないと列車ダイヤを与えたときの乗客流解析が不可能になります)ので,手直しをしたものをここに掲載しました。大きくは変わっていませんが,それほど長いプログラムではないので,ぜひ皆さんには違いを確認していただきたいと思います。
    • MSYS でのコンパイルは,3つのファイルを同一ディレクトリにダウンロードし,MSYS コンソールで当該ディレクトリに移動して以下のコマンドを実行してください: g++ -O2 RS_FHeap_test3.cpp -o test
      こうすると,test.exe が生成されますから,これを実行すると Dijkstra's algorithm が動きます。
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