前バージョンからの変更点
バージョン 2.6.1 からの変更点。
2.6.2a1 (非リリース版) での変更点
機能拡張 (2点)
- 抵抗制御(加速および界磁制御による電力回生ブレーキ)の模擬ができるようにした。
- 電車線電圧により充放電電流を制御する車載エネルギー蓄積装置モデル OBESS_Voltage_Controlled クラスを追加した。
プログラム修正・バグ修正 (2点)
- 一部のファイルで StrPrintf クラスの使用を抑制した。
- rf_ffile.cc において,N ファイルのサイクルタイムをチェックしている部分のエラーメッセージを修正した。
2.6.2a2 (非リリース版) での変更点
機能拡張 (1点)
- バージョン番号を -o -v というコマンド行引数を与えることで表示できるようにした。
プログラム修正・バグ修正 (5点)
- OBESS_Voltage_Controlled クラスの初期化時のバグを修正した。
- EnergyStorage.cc において,配列範囲外のメモリを参照するバグを修正した。
- StrPrintf クラスの使用をやめ,StrPrintf.hh ファイルを削除した。
- GCC 4.5.0 に対応するための修正を行った。
- コンパイル時に,オブジェクトコードが書き込まれるディレクトリの名前を変更した。
2.6.2a3 (非リリース版) での変更点
機能拡張 (1点)
- XML G ファイルが利用可能となった。
プログラム修正・バグ修正 (4点)
- GCC 4.5.0 において,-Wall で警告が出ないよう修正を行った。
- OBESS_Voltage_Controlled.cc において,配列範囲外のメモリを参照するバグを修正した。
- 抵抗制御モデルにおいて,回生ブレーキ時の電流の計算値にあった誤りを修正した。
- 標準の Makefile では,コンパイル時オプション -DSJIS_ICONV を指定しないこととした。
2.6.2a4 (非リリース版) での変更点
機能拡張 (1点)
- XML G ファイルにおいて,<gradient> タグ,<curvature> タグ,<speed_restriction> タグのいずれについても,ref 属性を利用して他のデータセットのデータをコピーできるようにした。
2.6.2 での変更点
ドキュメント修正 (1点)
- デフォルトでは GNU libiconv ライブラリを使用しないことになったため,ライセンス関係の文書を修正した。