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最終更新: 2005. 01. 02.
Last updated: 02 January 2005

おまけ記事:mirror 2.9 のインストール
Bonus article: installing mirror 2.9

An old article that was in the directory has been put here. This seems to be the old article when I installed mirror 2.9 on my Solaris machine.

Now I use rsync to send or receive files, which is more secure because it can work seamlessly with OpenSSH. This article is very old and I have no way to verify the contents of the page.

No English translation is available.

最近、 このページへのアクセスが少なくないことに気がついた。 そこで、 これを再構成してお届けしたい。

ただし、 私は現在 mirror は使っていない。 現在は rsync を OpenSSH と組み合わせて使っている。 rsync は ssh に対応していて安全だし、 更新されたファイルだけ送信するとか、 シンボリックリンクもそのまま作ってくれるとかいうことで大変便利なのである。

もはや mirror は使っていないので、 中身的なことはいま聞かれても何もわからないので、 どうかご注意を。 なお、 以下で 「曽根・古関研(側)」 などと称しているのがサーバマシンの所在地である。 曽根・古関研マシンにはインストールするな、 とあるのは、 他のユーザがログインできる (従って、ファイルを覗かれる可能性もある) 環境だからである。 プロバイダのウェブサーバにファイルをアップロードする、 といった使い方なら、 mirror はいまでも十分使えそうではある。


mirror は自宅でウェブのファイル編集をしたくて導入しました。高木の自宅の Solaris マシンに入れたのであって、曽根・古関研側には導入していません。

とってきたもの

  • mirror-2.9.tar.gz (場所は xarchie などで調べること!)

インストール

  1. インストールしたいディレクトリを作って、そこでソースを展開する。Perl スクリプトだからコンパイル等は必要なし。
  2. Perl スクリプトの1行目を見て、Perl のパスが違っていれば直す。
  3. mirror.pl$extra_path, $big_temp を適切に編集。
  4. mirror.defaults を作成。
  5. mirror とかいう名前で mirror.pl を指すシンボリックリンクを、パスの通ったディレクトリに張る。

`mirror.defaults' ファイルの編集

嬉しくないことに、mirror.defaults ファイルにはパスワードを生の文字列で入れなければならないので、このスクリプトは使う人が個人でインストールし、mirror.defaults ファイルは他人が読めないようにリードパーミションを出さないことが望ましい。もっと望ましいのは、そもそも曽根・古関研マシン上ではインストールしないことだろう。でも、自宅で使うのはありだと思う。その際のファイルの一例はこんなもの:-
package=defaults
        hostname=bar.sone.t.u-tokyo.ac.jp
        do_deletes=true
#       max_delete_files=10%
#       max_delete_dirs=10%
        timeout=300
package=fooput
        get_file=false
        local_dir=/localhome/foo/public_html
        site=foo.sone.t.u-tokyo.ac.jp
        remote_user=foo
        remote_password=xxxxxxxx
        remote_dir=/serverhome/foo/public_html
        mail_to=foo@sone.t.u-tokyo.ac.jp
package=fooget
        get_file=true
        local_dir=/localhome/foo/public_html
        site=foo.sone.t.u-tokyo.ac.jp
        remote_user=foo
        remote_password=xxxxxxxx
        remote_dir=/serverhome/foo/public_html
        mail_to=foo@sone.t.u-tokyo.ac.jp
        user=1000
        group=10
        dir_mode=0755
        file_mode=0644
これで、mirror -pfooget とすればファイルをサーバから自宅ファイルに、逆に mirror -pfooput とすればファイルを自宅からサーバに、それぞれコピーすることができる。

rt `/etc/default/init' の変更

Perl スクリプトが英語の日付を前提にしていたため、日本語で日付がでる状態だとうまく動かない。FTP 経由で見るため、個人の .cshrc とか .login とかではダメらしく、結局 Solaris 2 マシンについては /etc/default/init ファイルに LC_TIME=C なる行を追加して、英語のタイムスタンプが出力されるように変更を行わなければならなかった。

タイムスタンプの問題

タイムスタンプについては、サーバからローカルに get する方向であるとサーバのファイルとタイムスタンプが合わせられるが、put の場合はそれができない(FTP でやっているから当然なのだろうが)。そこで、put したら直後に get するとタイムスタンプが合って嬉しいことになるのかも知れない。ま、この辺は趣味の問題なので、ご自由に……


高木 亮 / TAKAGI, Ryo webmaster@takagi-ryo.ac
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