ロンドン地下鉄で48時間以内に2件の脱線事故

• Second Tube train derailed, BBC News Online 19/10/2003.
  (http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/london/3204794.stm)

17日の金曜日に、 ロンドン地下鉄のピカディリー線 (Picadilly Line)、 ハマースミス (Hammersmith)〜バロンズ・コート (Baron's Court) 間で、 走行中の列車の最後尾車両の後位台車が脱線した。 けが人はなかった。

これへのリンクをはろうと思っていたら、 こんどは19日に、 ノーザン線 (Northern Line) のカムデン・タウン駅 (Camden Town) に進入中だった列車が脱線した。 今回は7人がけがをしたという。

どちらの脱線事故も、 線路側に原因があると報道されている。

カムデン・タウン駅の場合は配線が複雑であるため、 軌道側に原因があるといっても技術的には内容がまったく異なる可能性はある。 しかし、 今年初めに開始されたPPPスキームにとって打撃になることはほぼ間違いない。 ケン・リヴィングストン氏の例の 「PPPは安全性を損なう」 という主張が、 これからまた紙面をにぎわすことになりそうである。