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ページ執筆 2003. 10. 12
最終更新 2003. 10. 12

ウェスト・コースト本線で使われる運転台つき客車 (DVT)

ウェスト・コースト本線で使われる運転台つき客車 (DVT)

撮影日: 2002. 11. 17. (大きな画像)

ウェスト・コースト本線で使われている運転台つき客車 (DVT = Driving Van Trailer)。 機関車のように見えますが無動力です。 最高速度100mph (160km/h) 以上の列車では先頭車に乗客を乗せてはいけない、 という規則があり、 この車両も客室は設けていません(荷物室はある)。 しかも、 先頭車が(牛にぶつかるなどして)容易に脱線しないよう、 他の客車より意図的に重くつくってあるそうです。 これはほんとうに意味のある考え方なのでしょうか? 1984年7月10日、 スコットランドのポルモント (Polmont) 付近で発生した脱線事故を受けて行われた規制ときいています。 日本でも桜木町事故後に 「カーボンすり板」 を国鉄が全廃し、 禍根を残すことになったのは有名な話ですが、 この種の事故後の過剰反応は日本に限った話ではないようです。


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高木 亮 webmaster@takagi-ryo.ac
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