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最終更新 2005. 01. 02. Last updated: 02 January 2005
2001. 1. 3. / January 3, 2001
ダンサー・イン・ザ・ダーク
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In Japan this kind of films are something that is not suitable for the "Oshogatsu" season... There seems to be many messages that we cannot see by watching this movie film for only one time. |
映画のことはよくしらないのだけれど、 この作品はカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したそうだ。 主演女優はビョーク、 この人はミュージシャンとして知られている人で、 音楽も担当。 ミュージカルシーンでの歌声は演技とともに印象的だった。 監督はデンマークのラース・フォン・トリアーという人で、 お話の舞台がアメリカなのに、 飛行機が嫌いとかでそのアメリカに行ったことがないらしい。 つねにカフカの 「アメリカ」 (こちらは「城」「審判」と並ぶカフカの三大小説といわれる) を意識して製作したとのこと。
トリアー監督をはじめとするデンマークの映画作家たちが提唱する
「ドグマ95」
という映画運動があって、
それによれば
「オールロケ」
「手持ちカメラ」
「自然光」
が戒律なのだそうだ。
この映画もほとんどの場面はこれに準拠した撮影で、
何だか自主製作映画のような雰囲気である。
しかし、
ミュージカルシーンでは何と100台のディジタルカメラ
(それも家庭用!)
を用いた撮影が行われたそうだ。