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1999. 12. 12記
エレベータ階床表示器 (天声人語)
でもそれは考えすぎ、 やっぱりつけといた方がいいよ、 というのがこの日の 「天声人語」 の言いたいことであるらしい。 まあ、 考えてみると従来の群管理なしのエレベータだって意図せず通過されることはあったものだ。 1階で満員になれば、 2階の待ち客がボタンを押していても無情の通過。 群管理付きのエレベータの場合、 階床表示があって群管理の指示で意図的に通過されたとしても、 何かそのようなことがあったんだろうくらいにしか思わない。 だいたいそのような場合には、 階床表示があれば別なエレベータがこちらに向かっているのがみえるわけだから、 確かに問題ないのかもしれない。 ただ、 「天声人語」 の筆者氏は 「わが職場の隣にある雑居ビル」 がわざわざ階床表示をつけて 「めっぽう評判がよくなった」 と書くが、 その評判もいつまで続くことやら、 と思う。 なぜなら、 高木の職場にも群管理つきエレベータがあり、 珍しいことに階床表示付きなのだが、 職員はやはり不平をいろいろいっているからである。 やはり技術開発センターだから群管理のアルゴリズムに疑問を呈するような 「なまじ頭のいい」 人が多いということかもしれない。 それと、 このエレベータはけっこうバグで止まることがあるのも困りものだったりする。 ときどき表示が点滅していっかな動かなくなることがあり、 左側にある非常/車椅子兼用のシャフトの呼びボタンを押すと復活するのだ。 「こけた」 場合にその程度の操作で 「復活」 するよう制御のプログラムを組むのはけっこう大変なような気がするのだが…。 高木 亮 / TAKAGI, Ryo webmaster@takagi-ryo.ac (c) R. Takagi 1998-2001. All rights reserved. |